発泡ガラスあるいはポリスチレンビーズ混入断熱コンクリート
2020年 01月 05日
今まで、断熱コンクリートを実現するために
コンクリート壁の中に断熱材を打ち込み、
内外共、コンクリート打ち放し仕上げを可能とすることは
実現してきましたが、
コンクリートそのものに断熱性能を持たせる事にも関心があります。
ヨーロッパ、特に、ドイツ、フランスなどの国では
コンクリートの断熱に関する研究が日本より進んでいると思っています。
社会のニーズがそれだけ大きいのだろうと想像します。
Liaporという会社は
コンクリートに発泡ガラスexpanded glassを混入して断熱性を持たせたコンクリートを
作っていて、スイスの建築家が実作で使用しています。
僕は、日本でも発泡ガラス混入断熱コンクリートを実現するか
あるいはこれを参考にして
発泡ガラスを入れる代わりに発泡スチロールビーズをコンクリートに
混入したら、同じような効果が得られるのではないか
そういうことを研究していきたいと思っています。
こういうことは、知見を共有しながら進めていって、社会のためになれば
いいと思っています。
同じような関心を抱いている方がいらっしゃれば
ぜひご連絡ください。
Liaporの参考リンクです
こちらは、軽量骨材として使われている発泡ガラスの製品です。
日本では松尾栄治さんが研究をしているので
勉強させていただきたいと思っています。
ポリスチレンビーズコンクリートにおける材料分離の抑制について
by jutok
| 2020-01-05 11:08
| 断熱コンクリート